脳神経外科診療45年の経験や診療実績のもとに患者さんと向き合い時間をかけた問診や診察を行い、脳腫瘍、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、モヤモヤ病など)、機能外科(顔面痙攣や三叉神経痛)、てんかん、神経内科疾患(パーキンソン病や認知症など)および外傷(慢性硬膜下血腫など)の診断を行い、特に脳卒中の急性期(発症後24時間以後)は入院治療を行います。以下のような症状がある方は当科を受診してください。
1)手足がしびれたり力がはいらずよく物を落としたりする
2)言葉の障害(ろれつがまわらない、言葉が出にくい)
3)めまいやふらつき(酒に酔った感じでまっすぐ歩けない)
4)突然激しい頭痛や嘔吐をきたし市販の鎮痛剤を飲んでも改善しない
5)痙攣や意識消失をきたす
6)物忘れがひどく日常生活に障害をきたす
山口大学医学部卒 山口大学医学部脳神経外科元助教授、宇部興産中央病院元院長、日本脳神経外科学会認定専門医・指導医、日本脳卒中学会認定専門医・元評議員、日本認知症学会認定専門医・指導医、医学博士 学会活動:日本脳神経外科学会、日本脳神経外科コングレス、日本脳卒中外科学会、日本脳卒中学会、日本認知症学会 |
機種は東芝社製の1.5テスラMRI装置を使用。
優秀な技師の操作で頭蓋内の病変(脳腫瘍、脳梗塞、脳動脈瘤、脳動脈奇形モヤモヤ病など)の診断や脊髄病変の診断が的確に行えます。 また脳脊髄液の流れの状態や脳の血流も測定可能で正常圧水頭症や頭蓋内外の欠陥の閉塞症の診断に有用です。さらに認知症の診断も可能です。
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脳波計の稼働について 脳波計は脳に起こっている微細な電気活動を捉える医療機器で、特にてんかん、意識障害や脳の機能を診断するのに有用です。毎週予約で水、金曜日に検査を行っていますが、患者さんの状態により緊急検査も行いますので利用してください。 |
脳卒中は死亡の原因の第4位で、1年に約100人が死亡、約180人が罹る病気です。したがって宇部市では1日に1人が脳卒中にかかっています。また、脳卒中は寝たきりとなる原因の40%を占めています。
このような状態を未然に防ぐために、脳ドックを受けて安心しましょう。
650例以上の脳動脈瘤の手術、500例以上の脳腫瘍手術、200例以上の微小血管吻合術(モヤモヤ病を含む)や機能外科手術(三叉神経痛や顔面痙攣)の経験から的確な治療のアドバイスをすることができますので
ご相談ください。